北欧の童話を電子出版してみました-「ふしぎのもりのブレ・バセ」
ガイドの仕事の合間に、ほとんど趣味で北欧の童話を電子出版しています。
今日は、2冊目の翻訳絵本、「ふしぎのもりのブレ・バセ」を御紹介します。
北欧で愛されている「ふしぎのもりのブレ・バセ」は、スウェーデンの作家で、
「すべてのスウェーデンの子供が愛する童話のおじさん」と呼ばれた、シュルス・グラネア(1870-1937年)と、ノルウェー生まれでデンマークに帰化し、その人生のほとんどをデンマークで過ごした画家・作家のルイス・モエ(1857-1945年)によって、1908年に描かれました。
いかにも北欧らしい、素朴で愛らしく、懐かしいタッチで、100年以上前に描かれた「ふしぎのもりのブレ・バセ」は、やさしいブレ・バセという男の子が、森で出会った、困っている動物たちを助ける為に、新しい洋服を頼まれるままにあげてしまうが、自分が困った時には、その動物たちが助けてくれるといった、助け合いの精神を素朴に伝える作品です。
この作品は、 小さいお子さんと一緒に絵を見て、男の子の気持ちを一緒に考えたりお話しする、
北欧の幼児教育で盛んな、ダイアログ・リーディング
(絵本の読み聞かせの中で、聞いている子供も、静かにじっと絵本の内容を受け取るだけでなく、 絵本の中の世界や主人公の気持ちについて考えを述べ、 読み手と対話をする参加型の読書方式)
にも最適ですし、
時代を越えて受け継がれる北欧の文化にご興味をお持ちの、大人の方にもお勧めです。
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