高福祉・高負担、幸福度の高い国として、一体どのような福祉の取り組みがなされているのか興味と期待
高福祉・高負担、幸福度の高い国として、一体どのような福祉の取り組みがなされているのか興味と期待
ウィンザー庸子 様
三重県の社会福祉法人◇会の◇です。 デンマークでは、大変お世話になりました。
早いものでデンマーク視察から2ヶ月以上が過ぎ、今年も残すところ1ヶ月余りとなりました。 デンマークを訪れたのは今回が初めてでしたが、高福祉・高負担、幸福度の高い国として、一体どのような福祉の取り組みがなされているのか興味と期待を持ってデンマークを訪れたことを昨日のように覚えています。
視察を通じては、一つひとつにしっかりとした概念が意味づけされており、なるほどと頷くことが多かったなと振り返る反面、日本も負けてはいない、むしろ日本のほうが細かく丁寧さがあるなと感じたところもありました。
どちらが良い悪いとかではなく、未だ気づけてなかったところをより良いものとして吸収することが大事だなと学べたことが一番の収穫だったように思います。 またいつかデンマークを訪れた際には、庸子さんのガイドをよろしくお願いします。
クリスマスそして年末を迎え、北欧の冬はすばらしくも厳しいものと推察します。 時節柄、どうぞお体にはご自愛していただき、ますますのご活躍を遠い日本からお祈りしております。
(三重県からお越しの、社会福祉法人◇会 副理事長 ◇様より)
「◇様
ご丁寧にご返信誠にありがとうございました。また身に余るお言葉を賜り、 心より感謝申し上げます。
デンマークもだいぶ寒くなってまいりました。どうか◇様もお体を大切になさってください。
日本の福祉に従事されていらっしゃいますお客様からは、デンマークの介護はもともと習慣として浴槽に入る人が少ないためシャワーで問題ない、食事はワンプレートで元々済ませる家庭が多いためたくさん小皿が並ばなくても問題がないなど、シンプルなところが日本の介護現場よりも作業量を少なくしているのではないかというお話を賜ったことがあります。
サービスの質を落とさずに、限られたご予算の中で効率よく業務をこなされる難しさに対応されていらっしゃる◇様に心から 敬服いたします。
またいつかできましたらデンマークにインスピレーションとしてご参考になれることがあるか、ご視察にいらしていただければ幸いに存じます。
日本の方の思いやりの心や、丁寧な対応はデンマークの福祉関係の方も学ぶところが大きいのではないかと存じます。
ウィンザー庸子」