コペンハーゲンにある英国国教会、セント・アルバン教会をご紹介します!
コペンハーゲンにある英国国教会、セント・アルバン教会をご紹介します!
コペンハーゲンの観光名所の一つ、ゲフィオンの泉の前には、第二次世界大戦でドイツに無条件降伏していたデンマークを開放してくれた、英国のウィンストン・チャーチル大統領に感謝して名づけられた、チャーチル公園が広がっています。その公園には、英国国教会の教会である、セント・アルバン教会があり、現在も英語でのミサを行っています。英国の、チャールズ皇太子とカミーラ夫人がデンマークを来訪された時も、この教会のミサにご参加されたそうです。
なぜ、デンマーク国教会があるデンマークに、英国国教会の教会が?!
1900年代初頭のデンマークの王様クリスチャン9世は、美しいお嬢さま方をヨーロッパ各国の王室に嫁がせて、国の安定を図りました。お姉さんのダウマーは、ロシア最後の皇帝アレキサンダーに嫁ぎ、妹のアレクサンドラは英国のビクトリア女王のご子息で後の国王、エドワード7世に嫁ぎ、英国女王となりました。そのつながりで、英国に基金ができ、このセント・アルバン教会がコペンハーゲンに建設されることになったのだそうです。
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現地在住公認ガイド・ウィンザー庸子がご紹介します。