世界で最も注目されているレストランの一つ「noma」が転居する先は、荒れ果てた落書きだらけの倉庫なんです!
世界で最も注目されているレストランの一つ、「noma」をご存知ですか? 2015年には東京のマンダリンホテルにも、ウェーターさん達も含めスタッフ全員でこのコペンハーゲンのお店を閉めて、期間限定のレストランを出したので、ご存知の方も多いかもしれません。世界で一番のレストランという評判も得ている著名なレストランです。
そのレストランのオーナーシェフ、レネさんは、マケドニア移民のデンマーク人で、大変気さくなお人柄でありながら、常に革新的な新しいお料理を提供し続けているクリエイターさんでもあります。
ヨーロッパのお料理の伝統ともいえる、ルイ14世の栄華に始まるフランス料理の伝統に追随するのではなく、地元デンマークの旬の素材を使って、素朴なデンマークの伝統的な料理に新しい光を当てて、食べるのがもったいないような、見た目にも美しいお料理を、20皿位提供するコースが大人気で、予約は常にいっぱいのレストランです。実は、ノマでは、日本人のシェフさんも数名働いていらっしゃいます。
そのレネさんのレストラン、ノマは、なんと今年2016年で閉店するのだそうです。
そして、まだ手つかずの状態ですが、この動画にある、コペンハーゲンの別の場所、そこは元軍の基地があった所で、忘れられた廃墟のようになっている、グラフィティと呼ばれる落書きがいっぱいの倉庫で、新たにノマが始められるんだそうです。
その荒れ果てた廃墟では、その日も(おそらく無許可で)グラフィティを描くアーティストさん達がスプレーで壁面に絵を描いていました。あちこちに、スプレーの缶が放置されて、ゴミ集積所のようでもありました。でも、通りの向こう側は運河で、また、生い茂った草の向こうは、静かな湖畔でもあり、水辺のロケーションでもありました。
コペンハーゲンにこんな所があったのかと、ガイドの私も驚いた、正に忘れられた場所に、世界で最も予約が取れない位人気のレストランがオープンするかと思うと、とてもエキサイティングな気分になります。
デンマークの完全プライベート・ガイドサービス・
現地情報満載「コペンハーゲン裏スポット30」無料進呈中!
北欧デンマーク・コペンハーゲンの注目スポットを、
現地在住公認ライセンスガイド・ウィンザー庸子がご紹介します。