400年前の海軍の官舎が今も現役です!
コペンハーゲンの北東部、人魚姫の近くには、400年前に時の王様クリスチャン4世が建てさせた海軍の官舎、ニューボーダーがあります。
それまでは戦争が起こるたびに傭兵を雇っていたのですが、クリスチャン4世は軍隊を常設して、デンマークの兵力を高めました。その際に、軍人さんの官舎も用意されたのです。この官舎は今も現役で、防衛庁の職員とその家族が住んでいます。
その向かいには、同じくクリスチャン4世が造らせたカステレットという要塞があり、星形五角形のオランダ様式を採用しています。このオランダ様式は、北海道や長野にもある五稜郭のモデルになりました。死角ができないので、攻めにくく守りやすいのが特徴です。
カステレットの緑地帯は現在では市民の憩いの場、ランニングやお散歩のコースとなっていますが、星形の土手の内部には、現在も防衛庁の本部があります。
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